【レポ】アジア最大規模のコーヒーイベント「SCAJ」に参加してきた!

一年に一度、東京ビッグサイトで開催されるスペシャルティコーヒーの祭典、SCAJ。200社以上のコーヒー機器や有名ロースター、生豆の生産者などが出展ブースを出し、会場ではバリスタ選手権やセミナー、ワークショップなどが開かれます。来場者は2019年度で33,978人。コーヒーを生業にする人だけでなく、コーヒー愛好家の人たちからも注目されているイベントです。今年度は11月17日(水)~19日(金)の3日間の開催され、今年も初日に行ってきたので早速レポートします!

まず、今回全ブースを回って感じたことは、主にこの2つです。
1 )コーヒー業界でサステナブルが加速している!
2 )”誰でも美味しく淹れられる”ような技術革新が進んでいる!

オーツミルクメーカー「Minor Figures」のブースでコーヒーをふるまう、ラテアート世界チャンピオンの田中大介(Turner)さん

まず1つめの、「コーヒー業界でサステナブルが加速している」について。SDGsをはじめ、世界的にサステナブルを重視する価値観が広がってきていますが、コーヒー業界はサードウェーブと共にその価値観が浸透してきたように思います。牛乳しか選択肢がなかったところから、オーツミルクやソイミルクなどの植物性の代替ミルクが生まれ、味わいの追求やバラエティの幅も増えてきました。

コーヒーのサブスクリプションサービスを展開する「POST COFFEE」のブース

また、コーヒー業界にもDXの波が来ています。例えば、これまでロースターがコーヒーの生豆を仕入れる際は、商社が仕入れるものから選んで購入するのが通例でしたが、オランダ発のスタートアップ企業「TYPICA」は、個人店でも生産者とダイレクトにやり取りし、麻袋1袋から購入できるオンラインシステムを、世界で初めて構築しました。2021年4月のプレローンチ時点で500軒のロースターが登録しており、実際に200社がそのシステムを使って生豆を購入したそうです。

 

FBCインターナショナルが取り扱うニトロコーヒーのマシン

 

ちなみに、私がその他のブースで特に面白いと感じたのは、FBCインターナショナル社が取り扱うドイツ製のコーヒーに窒素を充填してニトロコーヒーを作るマシンです。ニトロコーヒーとは、シュワッとした泡の入ったコーヒーで、マイルドな味わいが特徴です。現在、飲食店でニトロコーヒーを提供する際には、窒素の入ったガスボンベをいくつも用意し、それをマシンにセットして作る必要があります。しかしこのマシンはなんと、空気中にある窒素(空気の8割は窒素なのです)を利用するのです!ガスボンベが不要になるため、始めにこのマシンを購入するだけで、その後のランニングコストが大幅に削減される上、ボンベの運搬で発生するCO2などが発生せず、環境に負荷がかかりません。ヨーロッパ各国ではすでによく売れているそうで、日本ではこれからに注目です。

https://www.brewmatic.co.jp/sanremo/product/racer.html

 

また2つめの、「誰でも美味しく淹れるられるような技術革新が進んでいる」についてですが、例えばイタリア製SANREMO社のエスプレッソマシン「カフェレーサー」は、そもそもマシンの性能が高い上、操作が簡易になっており、高い品質のエスプレッソが抽出しやすくなっています。エスプレッソを淹れるにはコーヒーの粉を詰めるダンピングという技術や、ミルクのスチームなどにバリスタの腕の差が大きく出ますが、このマシンを使うと品質のブレがほとんどないそう。

世界チャンピオンに二度輝いた、バリスタの石谷貴之さん

コーヒー業界のトレンドを知ることができるSCAJは、誰でも参加でき(入場料、当日1,500円)、会場では最新機器や、普段なかなかお目にかかれないようなバリスタ選手権で活躍するプロが淹れるコーヒーをたくさん飲むこともできます。コーヒーのトレンドに興味のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。

 

◆SCAJ
https://www.scajconference.jp/index.html

 

BALMUDAから発売される最新のコーヒーサーバーには、たくさんの人だかりができていました

 

スペシャルティコーヒーを牽引する丸山珈琲のブース

京都のUnirも毎年大人気

 

 

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